久しぶりにツイッターでつぶやいてみました。
かやこもで、一日だけのうたごえ喫茶がやりたいな〜。
たとえば昔懐かしい童謡や歌謡曲を、田舎の風景を見ながらのんびりみんなで合唱したら、きっと気持ちがよいだろうなと思ったのです。
東峰村(旧宝珠山村)で明治2年に建てられた、古い民家をお借りしてレストランを始めたのが2009年3月。
古民家は全国に数あれど、これほど立派に再生された居心地のよい空間はなかなかないのではないかと思う。
かやこもにいると、昔の人の考えることは本当に理に適っているなぁと思わされる。気持ちのよい風が吹き抜け、大きくとられた縁側から陽が差し込んでくる。そして間取り。「田の字型」に仕切られた4つの部屋は、宴会などの催しがあれば襖を開け放って一部屋にすることができるし、なにより部屋の空気が淀まずいつでも清々しいのはこの為でもある。そんな古い家に、30年も住む人がいなければ、傷みは相当なものだったはず。
現在のかやこもは、この古い民家をお借りしている大家さんが、7年がかりで地元の大工さんと一緒にこつこつと修理を施して今の姿に甦らせたもの。そんな価値ある建物を利用してレストランを開くことができた店主は、ほんとうにラッキーな人。
そして自分も、こんな自然豊かな場所、空間ではたらきながら子育てができてしあわせ者だなぁと思う。
この空間で、料理を提供する以外に何かできないだろうか。という考えが随分前からあって。それは、ここから眺める風景やここに流れる時間が、ここを訪れる人にとってとても特別で価値のあるものだと分かったから。昔の日本人が当たり前に感じられた自然や風土が今は失われつつあって、都会に住むひとたちは、車で一時間や二時間かけてもここを訪れてくれているのだろうと思う。
そこで、今、考えていること。
一日だけの○○を、かやこもで。
○○に、何が入るかは、今考え中です。
8月頃には何かしら実現したいと考えています。
決まったらお知らせします。
こんなことやったらどう?といった提案があったらぜひともお寄せください。